(株)西武ホールディングスに対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(最高ランク)に基づくシンジケート・ローンを組成

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社西武ホールディングス株式会社(本社:埼玉県所沢市、代表取締役社長:後藤高志)に対し、全国初となる「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づくシンジケート・ローンを実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 西武グループは、都市交通・沿線事業とホテル・レジャー事業、不動産事業の3つのセグメントを中心に、グループスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」に基づき、多様な事業を展開しています。

 今回の評価では、池袋線および新宿線の2本の幹線を有する大手民鉄事業者である西武鉄道株式会社における従業員の健康配慮への取り組みを対象とし、(1)従業員の健康状況に関する分析内容や年間の安全衛生計画を中央安全衛生委員会ならびに経営会議における審議事項と位置付け、社長をはじめとするトップマネジメント層まで含め、従業員の安全・健康につき検討する場を作り上げている点、(2)鉄道運行に携わる部門の職員のみならず、他事業に従事するすべての従業員に対して年2回の健康診断を義務付けるとともに、要再検査と判定された従業員に対しては、会社負担により二次健診まで適切に受診させることにより、結果として二次健診受診率実質100%を達成している点、等を高く評価しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


 <シンジケート・ローンの概要>

    アレンジャー:DBJ
    組成金額 :200億円

 【お問い合わせ先】
 都市開発部 電話番号03-3244-1710

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