丸善石油化学(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-ケミウェイ・コミットメント10の活動を評価、最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、丸善石油化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤井シュン、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて3段階の適用金利を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、昭和34年に丸善石油株式会社(現・コスモ石油株式会社)の石油化学部門が分離独立し設立された石油化学会社です。エチレンを中心とした基礎化学製品供給を中核事業とし、千葉県市原市に自社エチレンセンターと国内最新最大の京葉エチレン株式会社を擁し、京葉コンビナートの一角を担っております。近年は、メチルエチルケトンに代表される機能化学品事業の強化にも注力しております。
 また、当社は、企業行動基準として「ケミウェイ・コミットメント10」を掲げ、RC(レスポンシブル・ケア)活動、RM(リスクマネジメント)活動、その他の推進活動を三本柱にCSR経営を推進しております。

 今回の評価では、(1)基礎化学品事業において、プラントの省エネルギー化によるCO2排出原単位改善を通じて、最終製品のライフサイクル全体の環境負荷低減に貢献している点、(2)機能化学品事業において、高輝度LED向け樹脂や貴金属の回収効率向上に資する樹脂など、高付加価値・高機能な環境貢献型製品の開発を推進している点、等を高く評価しました。
 その結果、当社は、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

 【お問い合わせ先】
 企業金融第1部 電話番号03-3244-1680
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