近畿日本鉄道(株)に対し、「DBJ環境格付」・「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施-鉄道事業者初、最高ランクの格付を同時取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、近畿日本鉄道株式会社(本社:大阪市天王寺区、取締役社長:小林哲也、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」および「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」および「DBJ BCM格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度や防災・事業継続への取り組みを評点化、優れた企業を選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという世界で初めての融資メニューです。

 当社は、公益性の高い鉄道事業の担い手であることから、本業を通じた環境経営と旅客サービスの安全対策・事業継続活動とを不可分一体のものとして実践しています。

 今回の格付では、(1)新造車両に対し、高環境機能を有する設備機器を積極的に導入している点、(2)緊急地震速報システムの構築、緊急避難誘導標の設置、年複数回の緊急時対応訓練の実施といったハード・ソフト両面の対策により、災害発生時における利用客の安全確保に努めている点など、環境と防災・事業継続の両面における当社の先進的かつ高度な取り組みについて高く評価しました。
 その結果、当社は、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」であることに加え、「防災および事業継続への取り組みが特に優れている」という格付も取得し、鉄道事業者として初めて「DBJ環境格付」および「DBJ BCM格付」の最高ランクを同時に取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営や有事における事業継続の推進に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

 【お問い合わせ先】
 関西支店 企画調査課 電話番号06-4706-6455
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