東日本大震災復興ファンドによる茨城水産(株)への融資実施について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)と株式会社常陽銀行(代表取締役頭取:寺門一義、以下「常陽銀行」という。)が共同で出資する東日本大震災復興ファンド「いばらき絆投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)は、茨城水産株式会社(本社:茨城県水戸市、代表取締役社長:川﨑隆一、以下「当社」という。)への融資を実施しました。本件は、当ファンドにおける7件目の投融資実施案件となります。

 当ファンドは、地域事情に精通するとともに被災地域に広範なネットワークを有する常陽銀行と投融資一体型の金融サービスを提供するDBJの連携のもと、東日本大震災の被災企業に対する復興資金の供与を通じ、被災地域の早期復興支援を図るため平成23年9月に設立されました。

 当社は、水戸市公設地方卸売市場内で水産物他食品全般の卸売りを行うほか、ひたちなか市の工場においてスモークサーモン量販店向けのアウトパック製品等の水産加工も手掛けております。

 本件は、被災地域の経済・雇用の中核たる水産物卸売業の早期の復旧・復興に資するために当社に対して震災復興関連資金を供与するものであり、当ファンドの取り組み趣旨に合致するものとして、実施されたものです。

 DBJと常陽銀行は、引き続き、当ファンドによる被災企業への投融資等を通じ、被災地域の復興を支援してまいります。

〔ファンドの概要〕
 (1)名称いばらき絆投資事業有限責任組合
 (2)規模50億円(当初)
 (3)設立平成23年9月30日
 (4)出資者無限責任組合員(GP):(株)SFGパートナーズ
有限責任組合員(LP):DBJ、(株)常陽銀行
 (5)期間投資期間3年、存続期間10年(但し、必要があれば、投資期間で2年以内、
存続期間で5年以内の延長を行うこともあります。)

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【お問い合わせ先】
 企業ファイナンスグループ 電話番号03-3244-1351

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