神奈川中央交通(株)に対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施-2年連続でBCM格付取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、神奈川中央交通株式会社(本社:神奈川県平塚市、代表取締役社長:三澤憲一、以下「当社」という。)に対し、「DBJ BCM格付」に基づく融資を実施しました。なお、当社による「DBJ BCM格付」取得は、2年連続となります。

 「DBJ BCM格付」は、DBJが開発した独自の評価システムにより、防災および事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、大正10年に設立され、神奈川県を主な営業区域としており、日本最大の規模を誇る数少ない上場バス会社の1社です。

 今回の評価では、以下の点を特に評価しました。

 (1)本社および主要事業所へは衛星携帯電話を、バス車両には緊急地震速報に連動した携帯電話を、それぞれ配備することにより、初動対応期における生命安全確保や確実な情報通信が可能な体制を構築している点
 (2)中長期の事業継続対策計画を策定し、基盤となる本社や事業所において各種機器類を中心としたハード面での地震対策を着実に実施している点
 (3)運輸事業からその他事業へとBCP 策定範囲を拡充している点

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、有事における事業継続の推進に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 都市開発部 電話番号03-3244-1710

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