(株)リサ・パートナーズと地域経済の活性化支援に関し業務協力協定を締結-業務協力の第一弾としてファンド組成により地域の観光産業活性化を支援-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社リサ・パートナーズ(代表取締役社長:田中敏明、以下「リサ」という。)と地域経済の活性化支援に関し本日付で業務協力協定を締結しました。

 わが国経済は、金融緩和、経済対策および成長戦略の進展に伴い、緩やかに回復しつつあり、今後は、その回復軌道を成長軌道につなげ、その効果を地域経済にも広めていくことが求められています。これを受けDBJでは、これまで培ったABLやメザニンファイナンス等の知見を活用し、今まで以上に地域金融機関と協働しながら、地域企業の成長等を支援すべく、ファイナンスやソリューションの提供に注力していくこととしております。

 リサにおいても、これまで多くの地域金融機関と協働し、地域企業の再生や成長に関してファンドの組成・運営等ソリューション提供を行っており、DBJおよびリサは、これまで培ったノウハウやネットワーク等を相互に補完し合うことで、わが国経済における好循環の萌芽を地域にも波及させ、より確実なものとしていく後押しができるものと考えており、今後、地域経済の活性化に関して相互協力を強化していく方針です。

 その手始めとして、DBJおよびリサは、株式会社地域経済活性化支援機構(代表取締役社長:瀬谷俊雄)と協働し、「観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合」を平成26年4月1日付で組成・運営することとしました(本ファンドの詳細は本日付DBJ News「観光産業を対象とした地域活性化ファンドを組成」をご参照ください)。

 本ファンドは、地域金融機関等とも協力しながら、地域の観光産業において今後の成長や発展に必要となるリスクマネーを供給するものです。観光産業は、従事する企業や関係者の裾野が広く、地域経済において極めて重要な産業となっており、本ファンドを通じた支援により、地域経済の活性化を実現することが可能となります。DBJおよびリサは、今後ともこうした地域経済の活性化に向けたソリューション提供を積極化していく方針です。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、地域経済の活性化を積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業ファイナンスグループ 電話番号03-3244-1351
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