(株)奄美大島開運酒造に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施-黒糖焼酎業界における資源の有効活用推進を支援-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社奄美大島開運酒造(代表取締役:渡慶彦、以下「奄美大島開運酒造」という。)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みとして、平成22年5月に開始したものです。
 南九州支店では、「南九州『食、健康、環境・エネルギー』先進地域化プロジェクト」をテーマに、鹿児島県および宮崎県の企業に対して、情報面・資金面でのサポートに取り組んでいます。

 奄美大島開運酒造は、奄美大島の最高峰湯湾岳の良質な水を使用し、奄美群島を代表する黒糖焼酎である「れんと」等を製造する焼酎メーカーです。奄美群島のみならず、関東・関西をはじめとする都市圏での積極展開を行い黒糖焼酎の認知度向上を図るほか、製造工程で生じる蒸留残液を活用して発酵クエン酸飲料を開発するなど、環境に配慮したさまざまな取り組みも実践しています。

 本件は、奄美大島開運酒造のこうした取り組みについて、奄美群島を象徴する地域産品である黒糖焼酎の普及推進に貢献するものとして高く評価したうえで、「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施したものです。融資資金は、蒸留廃液から堆肥を製造する設備等に充てられ、さらなる資源の有効活用の推進に寄与するものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決で、お客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後も地域の成長に資する事業を積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 南九州支店 電話番号099-226-2666
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