日本瓦斯(株)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施

　株式会社日本政策投資銀行（代表取締役社長：橋本徹、以下「DBJ」という。）は、日本瓦斯株式会社（本社：鹿児島県鹿児島市、代表取締役：津曲貞利、以下「日本瓦斯」という。）に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

　「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みとして、平成22年5月に開始したものです。南九州支店では、「南九州「食、健康、環境・エネルギー」先進地域化プロジェクト」をテーマに、鹿児島県および宮崎県の企業に対して、情報面・資金面でのサポートに取り組んでいます。

　日本瓦斯は、昭和16年8月に設立された70年の歴史を有する都市ガス事業者です。平成8年にはLNG（液化天然ガス）受入基地の建設により環境負荷の小さい天然ガスをいち早く導入し、鹿児島市内の都市ガスの安定供給に加えて、周辺地域の都市ガス、プロパンガス事業者等に対するガスの供給を担っています。近年では、コージェネレーション（熱電併給）システムや燃料電池といった電力とガスの融合商品の普及推進に加え、太陽光発電事業やバイオガスの活用など、新たなエネルギー分野にも力を入れています。

　本件は、こうした日本瓦斯の取り組みを、地域産業の成長に必要不可欠なエネルギーの安定供給のみならず、地域における環境負荷低減を推進していく模範的な取り組みとして「地域元気プログラム」の対象に認定し、融資を実施したものです。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、今後も地域の成長に資する事業を積極的に支援してまいります。


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