2013・2014・2015年度 設備投資計画調査に基づく「地域別 2014年度 設備投資計画の特徴」について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、「地域別 2014年度 設備投資計画の特徴:全産業では7年ぶりに全地域で増加-製造業は全地域で二桁増、非製造業(除電力)では全地域で増加も、地域差あり-」について、取りまとめました。

 今回の調査では、大企業・中堅企業の2014年度設備投資計画は、製造業では全地域で二桁増、非製造業(除電力)では全地域で増加となり、全産業でも全ての地域で増加となりました。

 今回調査に基づく2014年度の地域別国内設備投資の特徴として、以下の点が挙げられます。
 (1)製造業は、幅広い業種がバランス良く増加したことを背景に、全地域で大幅増:新製品製造ライン、製品高度化に係る投資を中心に、投資マインドは好調。
 (2)消費拡大を背景に、非製造業も全地域で増加基調:アベノミクスの浸透による消費拡大等を背景に、卸売・小売、運輸、不動産を中心に、大規模投資一段落による特殊要因を除けば全地域で増加基調。
 (3)非製造業では、地域差あり:首都圏、北陸等、一部の地域で高い伸び率となっており、その他の地域との伸び率の差が顕著。
 (4)大都市圏・地方圏では、大都市圏が優位:東京都の非製造業の伸び率が高いことを主因に、大都市圏の伸び率が優位。

 全体として各地域とも好調である一方、大都市圏でウエイトの高い非製造業を中心に地域毎の差が見られます。地方圏においては、地域経済構造改革による産業活動・基盤のポテンシャル向上が期待されます。

 本レポートの詳細は、DBJウェブサイト内「設備投資計画調査 地域別設備投資計画調査 地域別設備投資計画の特徴」に掲載しておりますので、ご参照ください。

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