ヤマモリ(株)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」・「地域元気プログラム」に基づく融資を実施-三重県初の健康経営格付取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、ヤマモリ株式会社(本社:三重県桑名市、代表取締役社長:三林憲忠、以下「当社」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)と「地域元気プログラム」の両方に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」融資は、独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 また、「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みです。DBJは、当該取り組みをさらに推進すべく、新たに、全国共通のテーマとして、雇用創出や地域の人材・資源の活用など、ヒト・モノ・カネの有効活用を通じて地域に貢献する企業の概念を導入し、平成26年5月に「地域元気プログラム」の内容を拡充しています。

 明治22年に醤油醸造からスタートした当社は、レトルトパウチ食品製造の大手企業として、厳しい品質管理と安全衛生管理体制を通じて食卓に安心かつ安全な製品を提供するとともに、伝統的な醤油醸造から最新のレトルトパウチ食品製造まで三重県内3つの製造拠点で行い地域の雇用維持・確保を通じて地域社会にも貢献しています。
 今後とも当社は自社従業員の健康増進と働きやすい職場環境づくりを積極的に取り組み、わが国の食品の文化と品質を守るとともに、地域発展にさらなる貢献を果たすことが期待されます。

 今回の「DBJ健康格付」評価では、以下の点を高く評価しました。

 (1)35歳以上の従業員に対して生活習慣病予防健診および保健指導を実施していることに加え、総務人事部の督促により健診受診を徹底させ、受診率100%を維持している点
 (2)法令水準を上回る産業医面談指導の実施基準を設定するほか、従業員の過重労働に係る自己チェック票において家族にも意見を求めることにより、多方面から過重労働リスクを把握し、適切な対策を講じるための体制を整備している点
 (3)中期経営計画に「健康栄養病態食領域の強化」を成長戦略の一つとして掲げ、減塩醤油や病態食など健康志向商品を開発し、食品の新たな健康価値を提案している点


 また、本件は、地域の雇用維持・確保を通じて地域に貢献している当社の取り組みを「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施したものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、健康経営や地域の成長に資するお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 東海支店 電話番号052-231-7562

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