マリネックス(株)に対する人民元融資を実施

　株式会社日本政策投資銀行（代表取締役社長：橋本徹、以下「DBJ」という。）は、マリネックス株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役社長：薄井正章、以下「マリネックス」という。）に対し、人民元融資を実施しました。

　マリネックスは、平成元年10月に設立された、国内有数の海陸一環輸送を手がける事業者です。長距離フェリー業界の先駆けである新日本海フェリー株式会社グループの一員として、国内外の長距離フェリー輸送ネットワークおよび陸上輸送網を活用した複合輸送を展開しています。

　社会･経済の高度化を受けて多様かつ高品質な輸送ニーズが高まっている中国において、マリネックスは平成26年1月に万利寧（南通）国際物流有限公司を設立し、今般、主に江蘇省南通市に集積する日系企業向けの倉庫新設により、日中間での高機能一貫輸送のさらなる充実を企図しています。

　本件は、マリネックスの資金ニーズに合致した金融スキームの提供を通じてその海外事業展開をサポートするものであり、日中間の物流円滑化を通じた日系企業の国際競争力の維持･向上にも貢献することを目指しています。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます～」に基づき、今後も日本企業の海外展開を積極的に支援してまいります。


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