観光活性化マザーファンドおよび(株)十六銀行による(有)舩坂酒造店に対する協調融資を実施-地域金融機関との協調融資により飛騨高山の観光活性化を支援-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)、株式会社地域経済活性化支援機構(代表取締役社長:瀬谷俊雄)および株式会社リサ・パートナーズ(代表取締役社長:田中敏明)が共同出資する「観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)は、株式会社十六銀行(本社:岐阜県岐阜市、取締役頭取:村瀬幸雄、以下「十六銀行」という。)とともに、有限会社舩坂酒造店(本社:岐阜県高山市、代表取締役社長:有巣弘城、以下「当社」という。)に対する協調融資を実施します。

 当社は、元禄年間創業の飛騨高山を代表する酒蔵の一つであり、飛騨地域の恵まれた湧水を用いて「四ツ星」に代表される良質な地酒の醸造を手掛けるほか、高山の中心的な観光地である上三之町地区(歴史的町並み保存地区)において、国内外の観光客向けに、それら地酒や地域の名産品を提供する飲食・物産施設を運営しています。昨今は、酒造りおよび観光の両面で優れた特色を有する地域性を活かし、杜氏管理による本格寒冷仕込(季節醸造)と観光客向けの通年醸造の両立を推進する「プロジェクト四ツ星」を推し進めています。

 本件は、高山の観光活性化を企図する当社に対し、当ファンドと十六銀行が協調融資を行うものであり、地域経済および雇用の中核たる観光業の活性化に資する点、当ファンドの取り組み趣旨に合致するものとして実施されるものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、地域経済の活性化に貢献してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業ファイナンス部 電話番号03-3244-1351
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