(株)三菱東京UFJ銀行と(株)日本政策投資銀行とのABLファイナンスにおける業務提携について

株式会社三菱東京UFJ銀行
 株式会社日本政策投資銀行

 株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取 平野 信行(ひらの のぶゆき)。以下、「BTMU」)と株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長 橋本 徹(はしもと とおる)。以下、「DBJ」)は、先般、ABL1)を活用した債務保証に関する業務提携の覚書を締結いたしました。
1)ABL/アセット・ベースド・レンディング(Asset Based Lending)の略称:動産(在庫等)や債権の担保を裏付けにした融資。
 本業務提携の目的は、BTMUとDBJが、それぞれ培ってきたABL及び動産・債権担保のノウハウの共有化及び深化を通じ、担保として未だ有効活用されていない在庫や債権といった流動資産を活用できるストラクチャーを構築し、成長資金としてのニューマネーの供給を果たすことにあります。

 本業務提携により、①債務者が保有する動産(在庫等)や債権に対し、BTMUとDBJが共同担保を取得し、②BTMUが行った融資に対してDBJが債務保証(「ABL型債務保証」という)を行います。このABL型債務保証により、お客様は新たな資金供給が受けられる可能性があります2)
2)ABL導入に関しましては、BTMU及びDBJのそれぞれ審査があります。

<ストラクチャー概略図>
3)株式会社ゴードン・ブラザーズ・ジャパン:動産評価、動産買取・換価の分野で世界最大手の米国Gordon Brothers GroupとDBJが主体となり合弁で設立した法人。動産評価、動産換価、動産担保融資の専門会社として、金融機関や事業会社のサポートを行っています
 BTMU及びDBJは、本業務提携を通じて、流動資産を活用した資金調達を検討しているお客様へのサポートを充実させるとともに、金融インフラの一つであるABLの裾野を広げることを通じて更なる国内金融基盤の拡充に貢献してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業ファイナンス部 電話番号03-3244-1351

DBJ News一覧へ戻る