セイノーホールディングス(株)との共同投資による関東運輸(株)の株式取得について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:橋本徹、以下「DBJ」という。)は、株式会社刈田・アンド・カンパニー(本社:東京都港区、代表取締役社長:刈田直文)が運営する投資事業有限責任組合を通じて、セイノーホールディングス株式会社(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:田口義隆、以下「セイノー」という。)と共同で、関東運輸株式会社(本社:群馬県前橋市、以下「関東運輸」という。)の株式を、ポラリス・キャピタル・グループ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木村雄治)が運営するファンドより取得することに合意しました。

 関東運輸は、北関東を地場として、低温管理が必要な食品等を輸送する物流会社で、特に温度管理等が難しいとされるチルド温度帯の輸送技術のノウハウを有する企業です。

 共同投資家のセイノーは、創立70周年に向けた中期経営計画において基盤強化と事業拡大を掲げており、関東運輸の低温輸送事業を取り込むことによって、セイノーグループが持つ輸送サービスおよびネットワークとのシナジー効果の創出が期待され、提供可能な輸送サービスの拡大が見込まれます。

 本件投資は、セイノーグループの事業領域拡大に伴う新たな価値の創造や輸送サービス高度化に寄与し、ひいては日本の物流効率化、産業競争力強化に繋がるものとして、「競争力強化ファンド」を活用し、リスクマネー供給を実施するものです。DBJは、資金面のみならず、情報面や金融ノウハウ等も活用し、セイノーグループの企業価値向上をサポートしていきます。

 DBJは企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、事業拡大を目指すお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第3部 電話番号03-3244-1990
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