「 2014・2015・2016年度 設備投資計画調査」について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、「2014・2015・2016年度 設備投資計画調査:製造業が牽引し、4年連続の増加へ<好調な業績に支えられ、国内成長分野への投資が広がる>」について、調査結果を取りまとめました。

 今回の調査では、大企業の2015年度設備投資計画は、製造業、非製造業ともに増加し、全産業で13.9%増と4年連続の増加となりました。
 今回調査に基づく2015年度国内設備投資は、特徴としては以下3点が挙げられます。

(1)製造業では、成長分野への投資が国内で広がる:製造業では、電子部品や自動車部品、高機能製品向けなどへの投資が増加しており、日本企業が強みを有する素材や部材、部品などでエコカーや航空機関連など、国内成長分野への投資が広がっている
(2)非製造業では、電力・ガス、運輸、不動産などのインフラ関連の投資が続伸:消費の多様化や訪日外国人客の増加、都市インフラの老朽化などを背景に、物流施設や商業施設関連の投資が増加するほか、東京都心部では再開発の動きが続く。運輸関連では、新幹線関連や首都圏の鉄道関連が増加するほか、電力・ガスではエネルギー安定供給のための投資が増加する
(3)企業業績は好調が続く:円安や原油等の資源価格の下落もあり、企業収益は好調が続いており、2015年度も増益を見込む企業が多くなっている

 なお、本調査は個別企業名を出さないという前提のもと、回答にご協力をいただいております関係上、個別企業名にかかるお問い合わせには応じかねますので、あらかじめご了承ください。

 本調査の詳細は、DBJウェブサイト(http://www.dbj.jp/)内「設備投資計画調査」(「全国設備投資計画調査(大企業)」「地域別設備投資計画調査」)に掲載しておりますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
 産業調査部 設備投資計画調査担当 電話番号03-3244-1845
 E-mail capex@dbj.jp

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