日立キャピタル(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-3年連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、日立キャピタル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 執行役社長:三浦和哉、以下「日立キャピタル」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 日立キャピタルは、株式会社日立製作所グループの金融サービス会社であり、「2013~2015年度中期経営計画」の実行に向け、社会インフラや再生可能エネルギー案件などに力を入れています。本件は、DBJと日立キャピタルの業務協力協定に基づく取り組みの一環として、日立キャピタルが注力する再生可能エネルギー分野の案件を資金使途として融資を実施したものです。

 今回の環境格付では、以下の点を評価しました。

(1)環境配慮付帯サービスの利用による環境効果を定量的に算定・公表しているほか、環境配慮型物件リースの推進に向けて複数のサプライヤーと協働で営業提案を行う等、利用者の環境配慮を促すべく取り組みを進めている点。
(2)リサイクルセンターにおける業務改善活動に対して独自のKPIを設定し、運送会社と過剰梱包削減に向けた協議を進める等、業務効率の向上による環境負荷低減と3Rの推進に努めている点。
(3)昨年度よりCSRレポートの発行を開始し、非財務情報の開示に取り組む中で、今年度新たにCSR推進委員会を組織し、環境側面に留まらない広範な課題の中から自社にとっての重要課題を抽出すべく社内での協議を進めている点。

 その結果、日立キャピタルは、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を3年連続で取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第2部 電話番号03-3244-1660

DBJ News一覧へ戻る