観光活性化マザーファンドを活用した「九州観光活性化ファンド」の組成について-九州の地域金融機関と広域ファンドを組成-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、観光産業を通じて地域経済の活性化を支援するため、株式会社地域経済活性化支援機構(代表取締役社長:瀬谷俊雄、以下「REVIC」という。)および株式会社リサ・パートナーズ(代表取締役社長:田中敏明、以下「リサ」という。)とで組成した「観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合」(以下「観光活性化MF」という。)を活用し、九州の地域金融機関(株式会社大分銀行、株式会社熊本銀行、株式会社親和銀行、株式会社福岡銀行、株式会社宮崎銀行)との間で、「九州観光活性化投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」という。)を組成しました。

 本ファンドは、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県および鹿児島県の九州7県を投資範囲とする初の広域観光活性化ファンドとなります。

 本ファンドの投資エリアである九州地域は、古代遺跡から近代産業までの歴史や文化、自然美、温泉等の観光資源が溢れており、本ファンドの組成は、観光関連産業の発展を通じ、九州全域における地域経済の活性化および雇用機会の増大等に寄与するものと考えられます。

 DBJ、REVICおよびリサは、観光産業を通じた地域経済の活性化を目的として、平成26年4月に観光活性化MFを組成しましたが、本年8月には、これまでの投融資実績や目下の投融資検討状況を踏まえ、ファンド総額を13億円から52億円に拡大しています。
 今後は、本ファンドを活用し、九州の地域金融機関との連携のもと、DBJ、REVICおよびリサが有する専門的知見やファイナンスノウハウを活かしつつ、九州地域おける観光の活性化を通じ、地域経済の活性化を支援してまいります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、成長資金に係る市場の創造・発展に向けて、事業者・金融機関・投資家との共同リスクテイクを推進してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業ファイナンス部 電話番号03-3244-1351


[本ファンドの概要]
名称
九州観光活性化投資事業有限責任組合
組成日
平成27年10月1日
ファンド総額
3,000百万円
無限責任組合員
(株)RD観光ソリューションズ
REVICキャピタル(株)
有限責任組合員
観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合
(株)地域経済活性化支援機構
(株)大分銀行
(株)熊本銀行
(株)親和銀行
(株)福岡銀行
(株)宮崎銀行

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