日本交通(株)に対し、「DBJ健康経営格付」に基づく融資を実施-タクシー業界初の健康経営格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、日本交通株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:知識賢治、以下「日本交通」という。)に対し、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」(以下「DBJ健康格付」という。)に基づく融資を実施しました。

 「DBJ健康格付」は、独自の評価システムにより、従業員の健康配慮への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「健康経営格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 日本交通は、昭和3年に設立され、東京特別区、武蔵野市、三鷹市を主な営業区域としているタクシー・ハイヤー事業者であり、売上高およびタクシー保有台数において、業界最大手の地位にある会社です。

 今回の格付では、以下の点を特に評価しました。
(1)トップマネジメントの承認を得たウェルネス健康宣言のもと、各事業部門におけるCWO(Chief Wellness Officer)制度の導入や健康増進委員会の設置等、ドライバーの安全運行に関連する健康課題を中心に全社横断的な健康増進施策の推進体制を整備している点
(2)交通事故発生の原因となる疾患を事業リスクとなる健康課題として定め、ハイヤー事業の全従業員に対する睡眠時無呼吸症候群の簡易検査やその医療費の将来推計をはじめとした健康リスクの見える化に努めている点
(3)「日交体操」と呼ばれる業務の合間にできる運動の周知やダイエット・食事改善に係る健康増進プログラムの導入等、従業員の職業性疾病を踏まえた健康増進の機会を提供している点

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、健康経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 都市開発部 電話番号03-3244-1710

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