ソーラーフロンティア、DBJ、太陽石油の3社で大規模太陽光発電プロジェクトを目的とした合弁会社を設立

ソーラーフロンティア株式会社
株式会社日本政策投資銀行
太陽石油株式会社


 ソーラーフロンティア株式会社(代表取締役社長:平野 敦彦)、株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳 正憲、DBJ)、太陽石油株式会社(代表取締役社長:岡 豊)の3社は、共同で大規模太陽光発電プロジェクトに取り組むことに関し基本合意し、合弁会社である「SDTソーラーパワー株式会社」を設立しました。

 SDTソーラーパワーは、山口県において16.5MW規模の太陽光発電プロジェクトの開発および運営を手掛けます。この太陽光発電所は、本年夏より着工し、2017年中の運転開始を目指しています。年間発電量は約2,000万kWhを見込んでおり、これは一般家庭約3,880世帯の年間電力消費量に相当し、二酸化炭素排出量への換算で年間約10,500トンの削減効果が期待されます。

 ソーラーフロンティアは、優れた発電性能で高い経済性を実現するCIS薄膜太陽電池を供給します。発電所の運転開始後も、経験豊富な専門チームが保守・管理を行い、付加価値の高いサービスを継続して提供します。

 DBJは、地域経済の活性化や企業の競争力強化に資する成長資金の供給を集中的に実施するための取り組みとして、昨年より措置された「特定投資業務」を活用し、本プロジェクトに対し出資を行うほか、市場活性化ファイナンスとして、金融機関を招聘し、プロジェクトファイナンスによる資金調達の支援を行ってまいります。

 太陽石油は、現在推進中の「中期経営計画」の中で、新規事業の開拓を経営戦略のひとつとして取り組んでおり、本プロジェクトに対しては、自社が保有する土地を賃貸するとともに、本プロジェクトの運営に参画し、新たに太陽光発電事業に取り組みます。

 3社で協力してプロジェクトを推進し、日本の再生可能エネルギーの普及に貢献してまいります。

〔合弁会社概要〕
 社名SDTソーラーパワー株式会社
 設立年月2016年1月
 代表取締役渡辺拓郎
〔発電所概要〕
 所在山口県宇部市および山陽小野田市
 敷地面積約18万m²(太陽石油保有地)
 設備出力約16.5MW
 年間発電量約2,000万kWh
 着工2016年7月(予定)
 完工2017年8月(予定)
 モジュールソーラーフロンティア製 CIS 薄膜太陽電池パネル 約10万枚

〔写真〕
 太陽石油山口事業所に隣接する太陽光発電所の建設予定地

太陽石油山口事業所に隣接する太陽光発電所の建設予定地

以上

【お問い合わせ先】
 株式会社日本政策投資銀行 経営企画部広報・CSR室 電話番号03-3244-1180

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