芙蓉総合リース(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-5年連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、芙蓉総合リース株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤隆、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、世界で初めての融資メニューです。

 当社は、「リース事業を通じて企業活動をサポートし、社会の発展に貢献する」という経営理念を掲げ、積極的にCSR経営に取り組んでおり、リースをはじめとする各種金融機能を通じた社会貢献や、リース満了物件の3R推進に注力しています。

 今回の格付では、以下の点を評価しました。
(1)ESG(環境、社会、ガバナンス)に関わる情報開示に対する世界の潮流を的確に捉まえ、中期経営計画「Value Creation 300」と連動したCSR活動の数値目標の達成に向け、トップマネジメントによる着実な成果を上げている点
(2)環境提案数、環境配慮型物件の取得金額、リマーケティング物件数などの本業と一体となった活動を継続しつつ、各商品を所管する専門部署が営業部門の従業員教育を実施し、訴求力ある営業提案に向けた部門間連携を図るなどの人材育成にも注力している点
(3)グループ内での3Rセンターの運営、中古販売業者との連携の強化、独自の厳格な格付調査による処理委託業者の管理、九州地区における回収物流拠点など、リース満了品を適切に処分する体制が全国区で本格稼働し、自社以外の物件も含めた資源の有効利用を実践している点

 その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。 


【お問い合わせ先】
 金融法人部 電話番号03-3244-0020

DBJ News一覧へ戻る