いばらき創生ファンドによる(株)ひびきへの資本的劣後ローンの実施について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)と株式会社常陽銀行(代表取締役頭取:寺門一義、以下「常陽銀行」という。)が共同で出資する「いばらき創生ファンド投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)は、株式会社ひびき(本社:埼玉県川越市、代表取締役社長:日疋好春、以下「当社」という。)に対する資本的劣後ローンを実施しました。

 当ファンドは、茨城県およびその近隣エリアにおいて、事業基盤の強化や拡大、第2創業、事業承継などあらゆるステージの企業の成長を支援するため、平成27年1月に設立されました。

 当社は、埼玉県川越市に自社工場を構え、焼き鳥・焼き豚の製造および付随する「みそだれ」等の製造・加工を行い、百貨店やスーパー等へ販売を行っている他、東武東上線沿いを中心に飲食店舗の経営を行っています。当社独自の生産流通のトレーサビリティーシステムにより、食の安心・安全管理を徹底しており、取引先や消費者から高く評価されています。

 本件は、当ファンドから資本性資金を供給することにより、IoTを活用した新規出店やシステム開発等による事業拡大と財務基盤強化を企図する成長企業を支援するものであり、地域経済の活性化および雇用の創出が期待されることから、当ファンドの取り組み趣旨に合致するものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、地域金融の一層の高度化および地域経済の活性化を積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業ファイナンス部 電話番号03-3244-1351

〔ファンドの概要〕
 いばらき創生ファンド投資事業有限責任組合
  (1)ファンド規模30億円
  (2)設立平成27年1月
  (3)出資者無限責任組合員(GP):(株)SFGパートナーズ
有限責任組合員(LP):DBJ、常陽銀行
  (4)期間投資期間3年、存続期間10年(但し、必要に応じ、投資期間で2年以内、存続期間で5年以内の延長を行うこともあります)
〔運営会社の概要〕
 株式会社SFGパートナーズ
  (1)資本金1百万円
  (2)株主DBJ(100%)
  (3)本社所在地東京都千代田区

〔ファンドのスキーム図〕
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