昭和電工 (株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、昭和電工株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:市川秀夫、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。

 当社は、新中期経営計画「Project 2020+」において、「個性派事業拡大・収益力向上」を2025年のグループが目指す姿として掲げ、付加価値の高い「製品×技術×サービス」の提供を通じて、豊かさと持続性の調和する社会の創造に貢献する「社会貢献企業」を目指し、優れたCSR経営を実践している化学メーカーです。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。
(1)多岐にわたる経営課題の中からISO26000やGRI指標等を用いて事業活動に必要な検討課題を検証した上で、自社の中長期の経営課題と紐づけたマテリアリティ(重要課題)の特定に至っている点
(2)取引先への自己診断アンケートや訪問の実施によるCSR調達の改善活動を2008年から継続するとともに、化学物質総合管理システムの導入により、グループの化学物質の情報管理を一元管理する等、サプライチェーンの高度化に取り組んでいる点
(3)トップが模範を示しつつ、ダイバーシティ推進のための社内組織の立ち上げやCEO表彰制度の創設等を通じて、女性・高齢者・障がい者等の活躍の機会を広げるダイバーシティ経営を積極的に推進している点

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
 企業金融第1部 電話番号03-3244-1680

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