DBJでは、平成24年より継続的にアジア8地域(韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア)の旅行嗜好や訪日経験の有無によるニーズの変化を把握することを目的に、海外旅行経験者を対象としたインターネットによるアンケート調査を実施しており、平成27年からはJTBFと共同で調査を実施しております。本年は、アジア8地域にアメリカ、オーストラリア、イギリス、フランスの4地域を加えた12地域を対象に、6~7月にかけて5回目となる調査をJTBFと共同で実施しました。
日本政府観光局(JNTO)によると、訪日外国人数は2015年は1,974万人と、2,000万人に迫る勢いとなり、また、アメリカが欧米市場で初めて100万人を越えるなど、アジア以外の市場拡大もみられます。アジアに加え、欧米豪における訪日意向を調査することは、今後のわが国のインバウンド観光振興を考えるにあたり、非常に重要と考えられます。今回調査結果においては、以下の4点が特に重要と考えられます。
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