「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第弐号投資事業有限責任組合」の設立について

株式会社みずほ銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社三菱東京UFJ銀行
ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
株式会社日本政策投資銀行


 株式会社日本政策投資銀行(社長:柳正憲、以下「DBJ」)、株式会社みずほ銀行(頭取:林信秀、以下「みずほ」)、株式会社三井住友銀行(頭取:國部毅、以下「SMBC」)、株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取:小山田隆、以下「BTMU」)は、本日、事業再生などを手がける投資事業会社ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社(以下、「JIS」)が運営するファンド「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第弐号投資事業有限責任組合(ファンド総額500億円)(以下、「JIS2号ファンド」)」に対して、出資を行うことを決定致しました。
 
 JISは、産業再生・産業再編を視野に入れた事業の再生・再編をサポートし、企業価値やグローバルな競争力向上に繋がる具体的なソリューションを提供することにより、日本経済再生に貢献していくという企業理念の下、平成22年11月にジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第壱号投資事業有限責任組合(ファンド総額最終1,000億円、以下「JIS1号ファンド」)を組成し、これまでに9件の投資を行ってまいりました。投資先の企業価値向上等により既に6件の投資を終えるなど、事業が着実に進捗しましたことから、このたび、DBJ、みずほ、SMBCおよびBTMU4社の出資によりJIS2号ファンドを組成致しました。
 今後は、4社に加えて、銀行、生損保、事業会社並びに企業年金等の新規の投資家にも幅広く出資を仰ぎ、総額で2,000億円のファンド規模を目指します。

 これからもグローバル競争の更なる激化や国内需要の低迷など厳しい経済環境の下、事業の再構築や事業再編等を必要とする企業は増えていくものと想定しております。その過程において発生する資金ニーズや資本増強ニーズに応えるべく、JISは、JIS1号ファンドで培った日本の企業風土を十分に理解した投資事業会社として、投資先企業の経営陣や金融機関と協調しながら、真摯に取組んでまいります。

 DBJ、みずほ、SMBCおよびBTMUは、JISとその運営するファンドを通じて、設立来の理念である日本の産業・経済の活性化に貢献してまいります。

<JISの概要>

商号ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
所在地東京都千代田区丸の内二丁目2番2号
資本金1億円
代表者齋藤 進一 (代表取締役 共同代表)
廣本 裕一 (代表取締役 共同代表)
設立平成22年9月29日
事業内容投資業務等
株主構成株式会社日本政策投資銀行   14.9%
株式会社みずほ銀行      14.9%
株式会社三井住友銀行     14.9%
株式会社三菱東京UFJ銀行  14.9%
その他            40.4%

<JIS2号ファンドの概要>

名称ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ
第弐号投資事業有限責任組合
組成日平成28年10月27日
ファンド総額設立当初500億円、最大2,000億円(目標)
無限責任組合員ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ株式会社
有限責任組合員株式会社日本政策投資銀行
株式会社みずほ銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社三菱東京UFJ銀行

<ファンドスキーム図>
<ファンドスキーム図>

<JIS1号ファンド投資完了先>

会社名
投資時期
常磐興産株式会社
2012年
会社名
投資時期
株式会社SUMCO
2012年
会社名
投資時期
日本電子株式会社
2012年
会社名
投資時期
株式会社アルバック
2012年
会社名
投資時期
東京製綱株式会社
2014年
会社名
投資時期
シャープ株式会社
2015年

<JIS1号ファンド投資実行先>

会社名
投資時期
ユニチカ株式会社
2014年
会社名
投資時期
株式会社明光商会
2014年
会社名
投資時期
株式会社トクヤマ
2016年


【お問い合わせ先】
   株式会社日本政策投資銀行 企業ファイナンス部 電話番号 03-3244-1351

DBJ News一覧へ戻る