(株)丸イ佐藤海産に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、株式会社丸イ佐藤海産(本社:北海道野付郡別海町、代表取締役社長:伊勢徹、以下「当社」という。)に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

 「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みです。北海道支店では、「北海道の成長を牽引する食のバリューチェーンの強化」をテーマのひとつとして、北海道の企業に対して、情報面・資金面でのサポートに取り組んでいます。

 当社は、平成12年1月に設立された帆立の取り扱いにおいて国内トップクラスの規模を誇る水産加工事業者です。冷凍帆立工場でのHACCP(注)認定取得に象徴される徹底した品質管理、機械化による生産コストの低減や品質の均一化といった取り組みを通じ、国内外の消費者が要求する高い品質レベルを満たす商材を安定的に供給できる体制を構築しています。
  
 本件は、北海道の1次産品の付加価値向上により、現在オール北海道で進められている食のバリューチェーン強化に資する当社の取り組みを評価したうえで「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施したものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、今後も地域の成長に資するお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。

(注) 「HACCP」:「Hazard Analysis Critical Control Point」の略。食品の原料の受け入れから製造・出荷までのすべての工程において、危害の発生を防止するための重要ポイントを継続的に監視・記録する衛生管理手法のこと(厚生労働省HPより引用)。

【お問い合わせ先】
   北海道支店 業務第二課 電話番号 011-241-4113
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