九州観光活性化ファンドによる(株)御花の社債引受について

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)、株式会社地域経済活性化支援機構(代表取締役社長:今井信義、以下「REVIC」という。)および株式会社リサ・パートナーズ(代表取締役社長:成影善生、以下「リサ」という。)が共同出資する「観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合」が、九州の地域金融機関等と組成した「九州観光活性化投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)は、株式会社御花(本社:福岡県柳川市、代表取締役:立花寛茂、以下「当社」という。)からの社債引受契約を締結しました。

 当社は、福岡県柳川市に位置する「柳川藩主立花邸 御花」にて、宿泊施設・結婚式場・宴会場・史料館を運営しています。当該施設は、元文三年(1738年)、柳川藩五代藩主立花貞俶が別邸を築いたことに始まり、現在では柳川観光の中心的役割を担う施設となっております。

 本件は、当該施設内の宿泊施設の改装資金を供給し、滞在型施設としての魅力をより一層高めることで、柳川市への観光客数の増加および滞在時間の長期化を図るものであり、地域経済および観光業の活性化に資する点、当ファンドの取り組み趣旨に合致するものとして実施するものです。

 今後も、当ファンドを通じて、九州の地域金融機関との連携のもと、DBJ、REVICおよびリサが有する専門的知見やファイナンスノウハウを活かしつつ、九州における観光の活性化を通じ、地域経済の活性化に貢献してまいります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~私たちは創造的金融活動による課題解決でお客様の信頼を築き、豊かな未来を、ともに実現していきます~」に基づき、成長資金に係る市場の創造・発展に向けて、事業者・金融機関・投資家との共同リスクテイクを推進してまいります。


【お問い合わせ先】
   企業ファイナンス部 電話番号 03-3244-1351
DBJ News一覧へ戻る