札幌国際観光(株)に対し、(株)北海道銀行とともにホテル新設のためのシンジケート・ローンを組成-北海道観光の振興に向けた協力連携協定の具体的な取り組みとして-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、北海道(知事:高橋はるみ)、公益社団法人北海道観光振興機構(会長:堰八義博)、株式会社北洋銀行(頭取:石井純二)および株式会社北海道銀行(頭取:笹原晶博、以下「北海道銀行」という。)との間で平成29年2月に締結した北海道観光の振興に向けた協力連携協定の具体的な取り組みとして、札幌国際観光株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:桶川昌幸、以下「当社」という。)による函館地区でのホテル新設資金を対象に、北海道銀行と協働してシンジケート・ローン(総額55億円、全13金融機関)を組成しました。

 当社は、昭和37年に設立された北海道で事業展開するホテル事業者です。主力のセンチュリーロイヤルホテルは、JR札幌駅至近で地下直結の好立地に加え、近年特に注力する朝食で高い評価を受けるなど、札幌観光の拠点として主要な役割を担っています。

 北海道銀行およびDBJは、当社が函館観光の新たな拠点として建設する「函館センチュリーマリーナホテル」の建設資金を対象としてシンジケート・ローンを組成しました。本件は、昨年3月に北海道新幹線が開業したことなどにより、今後国内外からの宿泊需要の一層の高まりが期待され、また、宿泊施設の不足も指摘されている函館地区に新たな宿泊施設を供給することにより、北海道観光の振興に資するものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、地域経済の活性化に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   北海道支店業務課 電話番号 011-241-4111
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