先端医療機器・バイオ医薬品のベンチャーキャピタルLightstone Ventures II, L.P.への出資契約を締結

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、このたび、米国の先端医療機器およびバイオ医薬品のベンチャー企業などに投資を行うLightstone Ventures II, L.P.(以下「当ファンド」という。)に対する出資契約を締結しました。

 当ファンドは、当該分野への投資で長年の実績・ノウハウを有するMorgenthaler Ventures(1968年設立)とAdvanced Technology Ventures(1978年設立)のライフサイエンスチームが一緒になって設立されました。2013年にスタートした1号ファンドは、優れたファンドマネージャーにより、複数の優良EXIT案件を生み出してきており、当ファンドは、その2号ファンドです。米国カリフォルニア州シリコンバレーのほか、マサチューセッツ州ボストンやアイルランド、シンガポールに拠点を設け、当該分野のベンチャー企業などに対する投資を米国内外で積極的に実行しています。

 超高齢社会への本格移行を見据えて、わが国の健康・医療産業の育成と事業基盤強化の重要性が増す中、平成29年5月に発表した中期経営計画に基づき、DBJはヘルスケア分野のイノベーションの活性化に注力しています。本件投資を通じ、当ファンドのノウハウを活用しながら、事業開発活動のさらなる活性化を目指します。

 DBJ は、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、本件を通じて得られる知見を企業に還元し、医療機器および医薬品メーカーの新たな価値創造に向けた取り組みを支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   企業金融第6部 ヘルスケア室 電話番号 03-3244-1730
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