「地方創生に資する地方私立大学活性化の方向性~大学自身の生き残りを賭けて~」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、このたび「地方創生に資する地方私立大学活性化の方向性~大学自身の生き残りを賭けて~」と題した調査レポートを発行しました。

 今後、折からの少子化の進展で2040年代には18歳人口が現在の120万人程度から80万人程度にまで減少することが想定される中、とりわけ地方私立大学では、さらなる定員確保の困難化が予想され、存続が難しくなる大学が相当数でてくることが懸念されています。
 当レポートでは、特色有る大学づくりに成功してきている大学もみられてきていることから、いくつかの事例から大学を以下のように分類することを試みるとともに、地方創生に資する将来の地方私立大学のあり方の方向性を取り纏めたものです。
(1)【価値創造型】大学発ベンチャー企業等による雇用創出に成功している大学。まちづくり政策とのリンクにも成功すれば大きな効果がある
(2)【水平移動型】複数キャンパスを持つような高い知名度や自治体が設立したブランド力により、4年間程度の限定された期間ながら外部地域から若年人口の誘致を図る大学
(3)【地域定着型】学生の中には一定の進学および就職を地元で希望する地元志向の高い階層が存在しており、地元における信頼・理解を深め、地元志向の学生をうまく取り込んでいる大学

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「地域・産業・経済レポート」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2018&cat=report)に掲載しておりますのでご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


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