国・地方ともに厳しい財政状況の中で、昨今ますます深刻化する公共施設の老朽化問題等へ対応していくためには、PPP/PFI等による民間ノウハウ・資金の活用を通じて、インフラの運営・更新等の効率化、サービスの質的向上、財政負担の軽減を図ることが重要です。本年6月に改訂された「PPP/PFI推進アクションプラン」においては、PPP/PFI取り組み主体の裾野拡大、地域企業の事業力強化および地域プラットフォームを通じた具体的案件形成の強化等が掲げられております。DBJでも、平成25年6月に開設した「PPP/PFI推進センター」を中心に、PPP/PFIの活用拡大へ向けた各種取り組みを一層強化しています。
当フォーラムは、一昨年度内閣府によるPPP/PFI推進のための広域的な地域プラットフォーム形成に向けたモデル事業として選定されて以降、国立大学法人滋賀大学や株式会社滋賀銀行等との協働により、2年間にわたって全7回開催してまいりました。今年度についても、昨年度までの取り組みを踏まえ、県内全地方公共団体が参加する広域的な対話の場である本フォーラムのさらなる活性化を図ることによって、公民連携を通じた地域課題解決を推進すべく、全2回にわたって開催します。第1回目となる今回は、複合施設へのPPP/PFI手法の導入および地域企業の参画を図るべく、講演、官民対話および個別相談会を行う予定です。
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