2017・2018・2019年度 設備投資計画調査「地域別2018年度 設備投資計画の特徴」について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、「地域別2018年度 設備投資計画の特徴『全産業では、全ての地域で増加~製造業は、自動車・スマホ関連で輸送用機械、化学、電気機械などが牽引。非製造業は、輸送分野に加え商業施設開発等のある運輸などが牽引~』」を取りまとめました。

 今回の調査では、大企業・中堅企業の2018年度地域別国内設備投資計画は、製造業では北海道を除く全ての地域で増加、非製造業では中国を除く全ての地域で増加となり、全産業では全ての地域で増加(全国計20.3%の大幅増かつ7年連続の増加)となりました。

 今回調査に基づく2018年度の地域別国内設備投資の特徴として、以下の点が挙げられます。
(1)業種別では、製造業は、裾野の広い自動車産業の好影響等を受け、関連する輸送用機械、化学、電気機械が幅広い地域で牽引。また、2020年東京五輪やリニア関連などで好調な一般機械も増加に寄与。
(2)非製造業は、輸送分野に加え商業施設開発等のある運輸、都心における大型開発や地域における商業施設開発等のある不動産および卸売・小売などが牽引。

 安全対策投資や沿線の再開発による街並み整備などに加え、インバウンド(訪日外国人)も意識した観光・宿泊関連等の積極的な投資がみられた。今後、自動車の電動化を含むモデルチェンジの流れを受け、幅広い産業と地域にて一層投資の活発化することが期待されます。
 
 本調査の詳細は、DBJウェブサイト(https://www.dbj.jp/)内「設備投資計画調査 地域別設備投資計画調査 地域別設備投資計画の特徴」(/investigate/equip/regional/detail_201806.html)に掲載していますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
   地域企画部 電話番号 03-3244-1633

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