九州観光活性化ファンドによるサンワカルチャー(株)の社債引受について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)、株式会社地域経済活性化支援機構および株式会社リサ・パートナーズが共同出資する「観光活性化マザーファンド投資事業有限責任組合」が、九州の地域金融機関等と組成した「九州観光活性化投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)は、サンワカルチャー株式会社(本社:熊本県菊池郡大津町、代表取締役:山下和貴、以下「当社」という。)からの社債引受を実施致しました。

 当社は、熊本県の玄関口である熊本空港から程近くに位置する「エアポートホテル熊本(以下「当ホテル」という。)」を運営しております。当ホテルは、2016年の熊本地震により被災しましたが、従来のビジネス客に加えて観光客も取り込めるホテルとして2018年3月からリニューアルオープンしております。

 本件は、当ホテルの新たなスタートにあたり、当社が発行する社債を引き受ける形で資金を拠出するものであり、地域経済および観光業の活性化に資することから、当ファンドの取り組み趣旨に合致するものです。

 今後も、当ファンドは、九州の地域金融機関と連携しながら、地域事業者への出資と観光分野の事業に関するノウハウを有する専門人材の派遣等を通じて、投資先事業者の更なる事業基盤の強化および地域経済の活性化に貢献してまいります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、成長資金に係る市場の創造・発展に向けて、事業者・金融機関・投資家との共同リスクテイクを推進してまいります。


【お問い合わせ先】
   企業ファイナンス部 電話番号 03-3244-1351
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