Jパワーの英国Triton Knoll洋上風力発電事業参画に際し、優先株出資を実施

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:渡辺一、以下「DBJ」という。)は、電源開発株式会社(以下、Jパワー、本社:東京都中央区、社長:渡部肇史)がドイツの再生可能エネルギー・配電事業会社であるinnogy SEの100%子会社であるInnogy Renewables UK Ltd.(以下「innogy社」)から英国洋上風力発電事業持株会社(Triton Knoll Hold Co Ltd.(以下「持株会社」))の株式25%を取得するために設立したJP Renewable Europe Company Limited(Jパワー100%出資、以下「投資会社」)に対し、優先株出資を通じた資金供与について合意しました。

 当持株会社は、同社が全株式を保有するTriton Knoll Offshore Wind Farm Ltd.(以下、「プロジェクト会社」)を通じ、英国東部の北海にてTriton Knoll(トライトン・ノール)洋上風力発電所(風車単機容量9,500kW×90基、合計860,000kW、2021年運転開始予定)の建設・保守・運転を行ないます。

 欧州は世界の洋上風力設置容量の90%以上を占めており、中でも英国北海海域は恵まれた風況資源等を背景に最も導入が進んでいる地域です。

 DBJは、Jパワーの新たな海外再生可能エネルギー事業展開に際し、リスクマネー供給を通じ同社の資金調達を支援していきます。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

【添付資料】
1. トライトン・ノール洋上風力発電所の概要
2. 本案件のスキーム図

【お問い合わせ先】
  企業金融第5部 電話番号 03-3244-1620

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