ポリプラスチックス(株)に対し、「地域元気プログラム(地域重要生産拠点支援)」に基づくシンジケート・ローンを組成

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:塩飽俊雄、以下「当社」という。)に対し、「地域元気プログラム(地域重要生産拠点支援)」(通称:「マザー工場応援プログラム」)に基づき、シンジケート・ローンを組成し、地域金融機関を含む5行が参加しました。

  「地域元気プログラム(地域重要生産拠点支援)」は、主要な工場・研究開発拠点等の地域における継続的な立地を支援すること等を通じて地域を支える企業をサポートするDBJ独自の取り組みです。

 当社は、エンジニアリングプラスチック(以下、「エンプラ」という。)の黎明期の昭和37年に創業した日本初のエンプラ専業メーカーであり、同業界のリーディングカンパニーです。当社の富士工場はこれまで培った技術やノウハウを海外工場へ展開するマザー工場に位置づけられ、隣接する研究開発センター及びテクニカルソリューションセンターとともに、地域の雇用の維持・創出等に大きく貢献する重要な拠点となっています。

 本件は、当社富士工場における、環境に配慮したエネルギー供給設備の導入、南海トラフ地震に備えた耐震強化工事等について、「地域元気プログラム(地域重要生産拠点支援)」の対象として認定したものです。
また、当社のCSR活動の重点項目の一つである「事業活動を通じて社会を良くする機会を提供する」という考え方のもと、当社が事業活動の基盤となる地域の豊かさに貢献するため、富士工場が立地する地域の金融機関も参加するシンジケート・ローンを組成したものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、地域の成長に資するお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

〈シンジケート・ローンの内容〉

組成総額 50億円
借入人 ポリプラスチックス株式会社
アレンジャー兼エージェント DBJ
貸出人 DBJ、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、静岡銀行、清水銀行



【お問い合わせ先】
    企業金融第1部 電話番号 03-3244-1680

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