「愛媛の日本酒産業~事業承継と企業戦略~」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「愛媛の日本酒産業~事業承継と企業戦略~」を発行しました。

 当レポートは、生産量は減少しているものの、好調な輸出を背景に海外からの評価が高く、地域産業として注目され始めている日本酒産業に着目し、愛媛県の当該産業の現況について考察したものです。

 日本酒産業は、量から質への転換が進み、新たな発展を迎える踊り場の状態にあります。これからは、品質はもちろん、地域性を加味するなど、新しいブランド競争の時代になると見られます。ブランド化で先行する海外ワイン業界では家業的小企業が独自の価値観で酒造りを行い成功しています。

 愛媛県は家業的小企業の割合が高く、蔵の酒造りに対するこだわりや地域との関係性を追求することが可能な体制にあり、物語性が求められる今後の日本酒産業において、相応の強みを持っていることなどをまとめました。

 当レポートの詳細は、DBJウェブサイト「拠点レポート(四国)」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2018&cat=report&area=shikoku)に掲載していますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


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