日泉化学株式会社に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施

　株式会社日本政策投資銀行（以下「DBJ」という。）は、日泉化学株式会社（本社：愛媛県新居浜市、代表取締役社長：一宮 達、以下「当社」という。）に対し、「地域元気プログラム」に基づく融資を実施しました。

　「地域元気プログラム」は、地域ごとの強みや潜在力を活かした成長を後押しするDBJ独自の取り組みとして、2010年5月に開始したものです。四国支店では、「産業クラスター強化応援プログラム」をテーマのひとつとして、四国地域の造船、紙・パルプ及び樹脂等の素材に関連する事業者が実施する競争力強化やグローバルな構造変化への対応に向けた取り組みを、情報面・資金面からサポートしています。

　当社は、愛媛県新居浜市に拠点を置く企業集団である一宮グループのケミカル部門を担い、合成樹脂に係る技術開発から設計、金型製作、成形・組立、搬入までを一貫して実施できる生産体制を確立しており、自動車や家電等のパーツ生産、樹脂コンパウンドの製造、電子材料の卸売等の事業を展開しております。

　本件は、四国地域における素材関連の産業クラスター支援の観点から、合成樹脂関連のバリューチェーン上で重要な役割を担う当社の取り組みを評価した上で「地域元気プログラム」の対象として認定し、融資を実施したものです。

　DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします～金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します～」に基づき、今後も地域の成長に資するお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。