「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 北海道観光に関する訪日外国人旅行者の意向調査(2019年度版)」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「DBJ・JTBFアジア・欧米豪 北海道観光に関する訪日外国人旅行者の意向調査(2019年度版)」と題した調査レポートを発行しました。

 DBJでは、2012年より継続的にアジア・欧米豪12地域(欧米豪は2016年より調査対象に追加)の旅行嗜好や訪日経験の有無によるニーズの変化の把握を目的に、海外旅行経験者を対象としたインターネットによるアンケート調査を実施しております。本調査は2015年から公益財団法人日本交通公社(JTBF)と共同で実施し、今年で8回目となりました。

 当レポートは、この調査結果の中で北海道観光に関する項目を取り上げており、北海道訪問経験者や、北海道訪問希望者についての回答結果をまとめたものです。調査結果から得られた主なポイントとして、以下の3点が挙げられます。

(1) 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、北海道訪問未経験者を北海道に呼び込む契機となることが期待されるため、各地域のきめ細かいPRや、受入体制の強化といった様々な取り組みが課題となる。
(2) 北海道の温泉旅館は、外国人旅行者が希望している価格帯より実際の価格帯が高い傾向が見られ、それが低価格帯を求める顧客層の宿泊率を下げている可能性はあるが、今後多様化する外国人旅行者を受入れるに当たっては、宿泊施設毎にターゲットを絞った価格設定が重要となる。
(3) 現地発着型の体験ツアーについて、アジアでは効率・安全性、欧米豪ではツアーならではの特別な体験等、求める内容および価格帯が違うため、各国の選好にあわせたより多様なツアーづくりが求められている。

 当レポートをご希望の方は、DBJウェブサイト「拠点レポート(北海道)」(https://www.dbj.jp/investigate/list/?year=2019&cat=report&area=hokkaido)に掲載していますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。


【お問い合わせ先】
   北海道支店 企画調査課 電話番号 011-241-4117

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