日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成14年3月8日
  • 日本政策投資銀行

ジャパン・リカバリー・ファンドへの出資について

日本政策投資銀行(総裁:小村武)は、このたび、フェニックス・キャピタル株式会社(東京都千代田区、代表取締役;立石寿雄、安東泰志)が組成するファンド「ジャパン・リカバリー・ファンド」に対する出資を決定しました。

ジャパン・リカバリー・ファンドは、東京三菱銀行を初めとする国内機関投資家と本行が出資して組成された、企業再生を目的とするファンドです。同ファンドの投資対象は、過剰債務により業況が悪化しているものの、本業には相応の収益力があり、財務リストラや事業の再構築等により再生が可能な企業です。同ファンドは、金融機関等の保有する債権を時価で購入し、株式に転換(デットエクイティスワップ(DES))する等の手法を用いるとともに、密接な経営指導等を通じ、企業価値等の向上を図ることを目的としております。

当行は、今後もこうした不良債権問題と企業の過剰債務問題の一体的解決に貢献する民間主導のファンドに対し、資金支援を含め協力していく所存です。

以 上

【お問い合せ先】
日本政策投資銀行 事業再生推進室 Tel:03-3244-1351