日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成13年6月25日
  • 日本政策投資銀行

日本政策投資銀行、国連環境計画(UNEP)金融機関声明
(「環境と持続可能な発展に関する金融機関声明」)に署名
~わが国の銀行として初の署名~

日本政策投資銀行は、本日ロンドンにて(現地時間12:30)地球環境に取り組む国連の中核機関である「国連環境計画(UNEP:UNITED NATIONS ENVIRONMENT PROGRAMME)」の「環境と持続可能な発展に関する金融機関声明(UNEP Statement by Financial Institutions on the Environment and Sustainable Development )」に、わが国の銀行として初めて署名します。

UNEP金融機関声明は、持続可能な発展は経済的・社会的発展と環境保護との調和にかかっているとの認識のもと、環境と持続可能な発展に対する金融機関のコミットメントを促し、金融事業と環境保全活動との調和を図っていくことをうたっているものであり、欧州を中心に世界の主要な金融機関が署名を行っています。

当行といたしましても、経済、社会のあらゆる側面で環境との調和がますます必要となっており、企業や事業に投融資をおこなう金融機関においても、環境との調和に前向きに取り組むことが必要になっていると認識しています。日本政策投資銀行法においても、目的として「経済社会の持続的発展に資すること」を明記しており、当行はこれまでも投融資業務や調査研究・国際協力活動などの情報発信業務を通じて、地球温暖化対策や循環型社会の構築などを促進してきました。また、日常業務においても、グリーン購入法施行(2000年4月)を契機に、環境に配慮した商品の調達方針を定め、その達成に向けて努力しています。

今回はわが国の銀行としては初の署名ですが、UNEPや他の署名機関と協力しながら、声明の主旨や、環境に配慮した先端的な金融のあり方を日本の他の金融機関とも共有していきたいと考えています。

日本政策投資銀行といたしましては、今後とも、投融資、調査・情報発信等、業務全般を通じて、経済社会の持続的な発展に配慮した活動を着実に実施していく予定です。

【お問い合せ先】
日本政策投資銀行 政策企画部 穴山 電話:03-3244-1170
国際協力部 黒住 電話:03-3244-1986