日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成18年1月16日
  • 日本政策投資銀行

広島大学と日本政策投資銀行が連携協定を締結
- 日本政策投資銀行として中四国の大学との初めての包括的連携 -

  1. 国立大学法人広島大学(以下「広島大」)と日本政策投資銀行(以下「DBJ」)は、学術・研究分野を中心とした包括的な連携協定を締結致しました。本連携は、DBJとして、中四国地域の大学との初めての包括的連携協定となります。具体的連携分野としては、学術・研究分野を想定しておりますが、今後、国立大学法人の自立化など様々分野でも協力していく所存です。
  2. 広島大とDBJは、従来から講師の相互派遣等の交流を行ってまいりました。今般両者は、これまでの友好的な関係を維持しつつ、広島大全学とDBJ全体の組織的かつ包括的な連携に発展させ、双方の機能、経営資源を幅広く活用する方針です。このことにより各々の組織目的、社会的責任をより一層効率的に実現する所存です。

    協定締結により広島大は、DBJの持つ金融・経済を中心とした幅広い知識と経験を活用し、研究・教育の活性化と社会貢献の円滑な推進に取り組みます。すなわち、学術面の充実に加え、国立大学法人としての自立化に向けた様々な組織体制整備や、産学連携分野、地域貢献分野等において相互に協力して参ります。

    一方DBJは、地域社会の自立的発展への貢献等その業務目的遂行に寄与すべく、広島大の持つ幅広い人材、知的財産、信用力、ブランド、ネットワーク等の経営資源を活用し、業務遂行の一層の円滑化と質的向上を図ることとしています。

  3. 具体的な連携内容としては、当面以下の取り組みを検討しております。
    1. 研究・教育機能の充実
      • 研究・教育人材の交流
      • 社会科学系分野を中心とする共同研究の実施
    2. 国立大学法人の経営モデルの構築に向けた協力
    3. 産学連携、地域連携の推進
  4. 今後、個別プロジェクト毎に広島大とDBJが連携チームを組成して、具体的な取り組みを進めていく予定です。

以上