日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成19年2月28日
  • 日本政策投資銀行

(株)ミツバに対し、北関東初の環境格付に基づく融資を実施

日本政策投資銀行は、平成19年2月28日、「環境配慮型経営促進事業」の対象として、株式会社ミツバ(本社:群馬県桐生市)を選定し、融資を実行いたしました。北関東地域に本拠を置く企業が本制度の適用を受けるのは、はじめてであります。

環境配慮型経営促進事業は、当行が開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて3段階の適用金利を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資制度です。

株式会社ミツバは、群馬県桐生市に本拠を置く独立系自動車部品メーカーで、ワイパーモーター、スターターモーターなどの自動車用の電装品・電子部品および、ホーン、ランプ、ミラーなどの車体部品を開発・製造・販売しております。

当社は、グリーンマネージメント、グリーンプロダクツ、グリーンファクトリー、グリーンパーチェシング、グリーンロジスティクスの5つの領域を環境経営体系の基礎として、高度にバランスの取れた環境経営を展開しております。

当行は、北関東地域に集積する自動車関連産業における当社の優れた環境実績を評価し、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を付与しました。

当行では、現在本制度について大手から中堅クラスに至るまで多様な企業の評価を実施しております。 地域を代表する企業の環境配慮型経営を支援することはもちろんのこと、地域全体で環境配慮型経営が進められるよう支援していく所存です。

以上