日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成18年10月25日
  • 日本政策投資銀行

南都銀行と協調し、日本初の5トン吊り下げ大型ヘリコプター導入に対し
シンジケート・ローンを組成

南都銀行(頭取 西口廣宗)と日本政策投資銀行(総裁 小村武)は、共同主幹事(ジョイント・アレンジャー)として、アカギヘリコプター株式会社(群馬県前橋市 社長 富岡六郎)に対するシンジケート・ローン(協調融資)を取りまとめました。

本件は、業務協力協定に基づき、両行が共同で組成する初めてのシンジケート・ローンで、南都銀行の取引先に対する情報力と日本政策投資銀行の持つ専門的ノウハウの連携が実を結んだ案件です。

アカギヘリコプター株式会社は、物資輸送部門に強みを持ち、全国展開するヘリコプター専業事業者です。特に、奈良県との関係は深く、奈良市と東吉野村の2か所にヘリポートを所有し、県内の木材輸送の大半を引受けています。

今般の融資組成は、ロシア・カモフ社製大型ヘリコプターの購入を支援するものです。本機体は、最大吊り下げ能力5トンと、現在国内で運航している機体(最大吊り下げ能力3.5トン)を大幅に超える搬送能力を有しており、高い経済性や効率性が見込まれることから、関連する業界より大きな期待が寄せられています。

南都銀行は、バリュー開発部内に専門チームを設置し、金融先端スキームの提供により、お取引先の高度化・多様化する金融ニーズにお応えしています。南都銀行と日本政策投資銀行は、今後とも地域経済活性化のために連携し、企業の成長・発展に貢献してまいります。

以上