日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成18年12月1日
  • 日本政策投資銀行

地域再生計画に基づく事業に対し、東海地域第1号の融資を実行

  1. 日本政策投資銀行(総裁:小村武)は、このたび、愛知県豊橋市が策定した地域再生計画である「東三河の顔再生計画」に基づく事業として、(株)サーラコーポレーション(本社:愛知県豊橋市、東証・名証一部)の完全子会社であるガステックサービス(株)(本社:同上)が運営する豊橋駅前のオフィス、ホテル、商業施設からなる複合施設開発事業を対象に、同社に対する融資を約諾し、本日1回目の20億円の融資を実行しました。地域再生計画に合致する事業への融資は、本件が東海地域第1号となります。
  2. 地域経済の活性化と地域雇用機会の創出その他地域の活力の再生を図るため、平成15年10月、国は地域再生本部を設置し、地方公共団体が策定する地域再生計画を認定し、これに伴い日本政策投資銀行の融資制度のほか、さまざまな支援メニューを講じています。
  3. 豊橋市は中心市街地区域の空洞化に対処するために上記の地域再生計画を策定、平成17年3月及び平成18年7月に国の認定を受けました。同計画には、まちづくり交付金の活用に加え、豊橋市内の中心市街地活性化(空地の再活用、賑わいの創出、消費活動の拡大等を通じた活性化)に資する事業に対する日本政策投資銀行の支援措置等も含まれています。
  4. 今回のガステックサービス(株)により整備がなされる複合施設は、同社が自らホテル事業を展開する等、地域雇用機会の創出に資するとともに、同社の最重点地域である豊橋・東三河地域経済の活性化にも資するものであり、上記地域再生計画の実現に寄与しています。
  5. 日本政策投資銀行では、今後も地方公共団体が策定し、国が認定する地域再生計画に合致する事業に対し、積極的な支援を行なってまいります。

以上