日本政策投資銀行

  • News Release
  • 平成18年12月20日
  • 日本政策投資銀行

保証を用いて(株)東陽の初の10年債起債を支援

  1. 日本政策投資銀行は、株式会社東陽(本社:愛知県刈谷市、代表取締役:羽賀象二郎)による私募債発行に関して、保証による支援スキームを実行しました。本件は、株式会社東陽が発行した第27回無担保社債(10億円、期間10年)に対して、日本政策投資銀行が全額保証を付した上で発行したものです。
  2. 同社は国内物流拠点網整備等のために長期の資金を必要としており、今回は、同社にとって過去最長の起債となる初の 10年債を起債しました。当行は、地域に拠点を置く有力企業である株式会社東陽の事業基盤拡大が地域経済に好影響を与えることから、私募債の財務代理人 (FA)である三菱東京UFJ銀行と協調しながら今回のスキームを組成し、本社債への保証の付与を決定しました。
  3. 本件は、当行の保証による信用補完を活用した私募債市場の育成に資するもので、三菱東京UFJ銀行と当行が平成16年度より共同で検討を進めてきた私募債協調案件の第1号案件となります。
  4. 日本政策投資銀行では、地域における市場型間接金融の支援を今後も進めると共に、引き続き地域の自立的発展に資する事業への支援を拡大していく所存です。

以上