• 宮野 智美

    財務部
    教育学部卒
    2016年入社

  • 宮崎 鞠子

    財務部
    経営学部卒
    2014年入行

(入行年数は取材当時のものです)

後輩に伝えること、先輩から学ぶこと

後輩(入行4年目)×先輩(入行6年目)。

仕事を覚えることと、仕事の意味を理解することの違い。

宮崎

宮野さんが財務部に異動してきたのは2018年の4月でしたね。それまで話したことはなかったのですが、財務部と宮野さんが所属していた情報企画部は同じフロアでしたから、お互い顔と名前は知っていました。

宮野

はい。それに情報企画部の先輩に、宮崎さんの同期がいらっしゃったので、私の財務部への異動が決まったとき、先輩に宮崎さんがどういう方か尋ねてみたんです。そうしたら「とても優しいし、面倒見のよい人だから何でも聞いて大丈夫だよ」って。異動前の挨拶に伺って初めてお話したとき、「ああ、先輩から聞いていた通りの方だな」と思いました。だから異動にあたって不安はありませんでした。

宮崎

実は私も、その同期から宮野さんのことを聞いていました。「仕事に誠実だし性格もいい子だから、本当は情報企画部から連れていかないでほしい」とべた褒めでした。なので、宮野さんが来ることを楽しみにしていました。

宮野

最初は迷惑をおかけしましたよね。初仕事は有価証券報告書の作成でしたが、開示業務のことはまったくわからず、ただ宮崎さんに指示されるまま仕事をこなすだけでした。決算で使用される言葉にも不慣れで、単体と連結の違いさえよく理解できていませんでした。

宮崎

誰でも最初はそうですよ。財務部の職員は当たり前のように使い分けているけれど、知らない人には「事業報告」と「事業報告書」の違いなんてわかりませんよね。開示書類の作成において覚えるべきことはたくさんありますが、全部覚えるまで仕事は待ってくれません。まずは最低限のやるべき仕事内容と手順を覚えてもらって、細かい事柄は必要になったときにその都度説明するよう心がけていました。

宮野

開示業務を何度か経験した今は、宮崎さんの考えがよくわかります。もし4月の段階ですべてを説明されても、混乱するばかりで仕事は進まなかったと思います。必要な情報を必要な分だけ、わかりやすくかみ砕いて教えていただいたので、なんとか無事に初仕事をこなすことができました。宮崎さんは教え方、指導がとても上手です。

宮崎

そういってもらえると少し安心します。これまでも私の後から財務部に来られた方に仕事を教えてきた経験があるのですが、一度に多くを教えようとしても伝わらないことが多かったのです。作業としての仕事を覚えることと、その仕事が意味することを理解することは少し違いますからね。

学ぶは、仕事に向き合う姿勢。

宮野

宮崎さんと一緒に仕事をして感じるのは、プロ意識の高さです。初めて開示書類の原稿を作成したとき、自分では大丈夫だろうと思ってダブルチェックをお願いしたところ、何かの間違いかと思うほどたくさんの赤が入って驚きました。前期決算で作成した書類について今期決算の内容に更新するという業務でしたが、法令改正によって表記の仕方が変わり、前後の記載まで含めて更新しなくてはいけないのに、数字だけを新しくすればいいと勝手に思い込んでしまったんですね。そのとき、自分が「なんとなく」で仕事をしていたことに気づかされて恥ずかしくなりました。

宮崎

間違えるのは悪いことではないですよ。何度も間違え、訂正作業を重ねることで大切なポイントがどこなのかを覚え、注意するようになります。特に開示業務は最終的には間違いがあってはならないものだからこそ、失敗を糧にすることが重要だと思います。

宮野

宮崎さんや総合職の方は、各部門から提出された資料に少しでも疑問があると、どんなに小さなことでもすぐに関係部門や社外の専門家に問い合わせて確認されます。私はその仕事に向き合う姿勢を見て、開示業務の重要性を理解しました。見習わなくてはいけない部分だと思っています。

宮崎

何だか私ばかり持ち上げられていますけど、私も宮野さんには大いに助けられています。私が言葉足らずで説明しきれないニュアンスを汲み取ってくれますし、説明していなかったことでも自分なりに考え判断し、期待以上のものを返してくれます。仕事の呑み込みは早いし、仕事に対してとてもまじめ。同期が「あの子を連れていかないで」と話していた気持ちがよくわかります。

宮野

本当ですか? でも、指示された以上の仕事をするというのも宮崎さんから学んだことなんですよ。宮崎さんが総合職に仕事を頼まれて、期待された以上の成果を出して、感謝されている姿を見ていて、私もそうなりたい。ならなければいけないと強く思いました。宮崎さんの仕事に対する姿勢はどのようにして身につけられたのですか?

宮崎

入行3年目までは、同じタイミングで財務部に異動された総合職がずっと一緒だったので、その方に頼っていた部分がありました。でもその方が他の部署へ異動されるとき「宮崎さんがいちばんのベテランになるのだから、その自覚をもってみんなを引っ張っていきなさい」とおっしゃったんです。もし私が少しでも宮野さんの参考になっているのなら、その言葉がきっかけですね。

理想的なロールモデル。

宮野

私は「ライフステージが変化しても仕事を続けられること」を大きな軸にして就職活動を行いました。転勤のない業務職を選んだのはそれが理由です。なかでもDBJの業務職は職域が広いことが特徴で、幅広いキャリアを築けることに魅力を感じました。宮崎さんはどうして業務職を選ばれたのですか?

宮崎

私は他行にはない公益性の高い企業姿勢に魅力を感じたことがDBJを選んだいちばんの理由ですが、宮野さんと同じように将来のライフイベントを考え、転勤がない職種の方が安定して長く働き続けられると思い業務職を志望しました。また、本人の希望や適性に応じて幅広い仕事を任せてもらえる柔軟な環境もDBJの魅力ですね。私もいろいろな部署で経験を積みたいと思っています。

宮野

じゃあ宮崎さんが財務部から異動されるまでに、もっと多くのことを学ばないといけないですね。私たちの業務には、開示書類の作成の他にも、民間借入業務がありますが、そこでは交渉の場に同席されたり、出張に行かれたりもしていますよね。私にとって宮崎さんは理想的なロールモデルです。これからもずっと仕事もプライベートもアドバイスいただけると嬉しいです。

宮崎

じゃあ、さっそくアドバイスをひとつだけ。私から宮野さんにダブルチェックをお願いするときは、絶対にどこかに間違いがあるはずという疑いの目をもつように意識して、厳しくチェックすると良いと思います。

宮野

もちろん厳しくチェックしています。しているつもりなんですが、でもごくたまに間違いを見つけると、どうしても自分を疑ってしまうんですよね。間違いを見つけたと思っている自分の方が間違っているんじゃないかって。

宮崎

信頼してくれているのは嬉しいけど、恥ずかしながら私も一発で完璧なものを作成できたことはないんです。特に文章量の多い開示書類の作成では、作成者は自分のミスに気がつきにくいものなので、宮野さんはもっと自分に自信をもって、少しでもおかしいと感じたら気にせず指摘してもらえるととても助かります。

宮野

わかりました、頑張ります!