日本政策投資銀行 Recruiting PR Site 2019

PROJECT

プロジェクトストーリー

project01

ヤンマーのグローバル戦略

インドへの進出を支援し、
国際競争力の強化に貢献。

国内農機メーカーの雄、ヤンマー。世界で初めて小型ディーゼルエンジン開発に成功した業界のパイオニアであり、高度な環境性能を誇るクリーンディーゼルエンジンは世界中の顧客から高く評価されている。そのヤンマーは、グループ売上高1兆円を目指し、トラクターの世界最大市場であるインドへの本格的な進出を決断。ヤンマーにとってグローバル戦略の一つが、拡大するアジア圏での成長だった。
これまでも資本関係にあったインドのトラクター企業に対し、より強固な関係を構築し、インドでの販売拡大を図るため、追加投資が検討された。課題は、巨額の投資資金の調達方法。この課題を解決するべくDBJは、ヤンマーと共同でインドのトラクター企業への投資を実施することに加え、ファイナンススキームや契約など案件全体の組成を支援した。
これからもDBJは、リスクマネーの供給を通じて企業の海外展開をサポートし、国際競争力の強化に貢献していく。

project02

日本風力開発ジョイントファンド

再生可能エネルギーの未来を
風力発電で切り拓く。

日本において、エネルギー自給率の低さやCO₂削減目標が掲げられ、再生可能エネルギーのさらなる導入拡大が期待されており、なかでも風力発電は、その発電効率の良さから普及に高い期待が寄せられている。だが、2015年7月に政府が発表した長期エネルギー需給見通しでの2030年時点に求められる再生可能エネルギーのうち、風力発電の導入量は1,000万kWに対し、まだ3割程度しか導入されておらず、早期の導入が求められている。
そこでDBJは、風力発電の開発を加速させ普及させるために、米国で取り組まれている「キャピタルリサイクリング」モデルの導入に着手した。まず、風力発電施設が完工した後に、その資産を投資家に売却して資金を回収。そこで得た資金を、新たな風力発電施設の開発に活用するというものだった。
そして本スキームを実行するために、日本風力開発とDBJが半分ずつ出資したファンド運営会社、日本風力開発ジョイントファンドを新たに設立し、2016年6月末より、日本初の風力発電ファンドの運用を開始した。
本プロジェクトは、エネルギー自給率向上や再生可能エネルギーの導入といった、世界からの日本への期待に応えることであり、地球の未来をつくっていくことにつながるものである。日本のために、世界のために、DBJの挑戦は今後も続いていく。

project03

日本充電サービス

自動車メーカー4社の大同団結による、充電インフラ整備の推進。

電気自動車をはじめとする電動車両は、次世代エネルギー対策の重要な牽引役を担っており、早期の普及が期待されている。しかし、自動車メーカー各社は充電器設置に積極的に推進してきたものの、電動車両の販売台数の伸びは緩やかな状況にあった。
そこで、電動車両を普及すべく、国も充電器設置費用の一部を負担する補助制度を策定し、充電器設置を後押しする環境が整備されてきた。これを追い風に、自動車メーカー4社では、オールジャパンで充電ネットワークを整備していこうという機運が高まり、2013年7月に充電インフラの共同推進構想を発表した。
しかし、協議は簡単には進まなかった。自動車メーカー4社で大同団結するという大方針は固まったが、その時点でゴールイメージは完全に白紙の状態だったからだ。具体的なプランづくりへの議論が続き、その中で、DBJは独自のスキームを創り上げた。
そして2014年5月、トヨタ、日産、ホンダ、三菱自動車、DBJの5社は日本充電サービスを設立。翌2015年3月、同社に対してプロジェクト・ファイナンスでのシンジケート・ローンを組成した。本プロジェクトは、充電インフラの整備による電動車両の普及や環境負荷の低減のみならず、地域及び関連産業への波及効果や新事業の創造にもつながっていく可能性を秘めている。DBJは今後も強い信念をもって前例のないチャレンジを続けていく。

project04

東京スカイツリータウン®

前例のないスキームで挑んだ、国家的プロジェクト。

2006年、本格的なデジタル放送を控え、墨田区の東武鉄道業平橋駅前操車場跡地にデジタル放送のための新タワーを建設することが決定した。そのプロジェクトを担う東武鉄道にとっては、地域の発展にも寄与する創業以来の一大事業となる。しかし、このプロジェクトの最大の課題は、膨大な開業資金をどのような形で調達するかであった。全額借入金で賄うとすると、負債の削減による財務基盤強化を推進していた東武鉄道の財務戦略と逆行することになる。一方、新株発行(資本)での調達は、リーマンショックの影響によるマーケット環境悪化の問題などもあり、困難な状況であった。そこで、これまでにない新たな資金調達手法を編み出そうと度重なる議論・協議が行われ、当時でも前例の少ないハイブリッドファイナンスが考案された。これは負債でありながら一定の資本性を持つという、いわば融資と出資の中間の特徴を持つ金融手法である。これにより、東武鉄道は財務体質の増強と円滑な資金調達の両立が図れ、2012年5月、東京スカイツリーは無事開業を迎えることができた。
単にお金を貸すということではなく、顧客のニーズに対し、きちんと課題解決を果たしていく。DBJは、これからも創造的な金融活動を通じて企業の発展、そして地域や産業の発展に貢献していく。

project05

スパリゾートハワイアンズ

フラガールに込められた、
復興への想い。

映画「フラガール」の舞台となり一躍有名となった常盤興産の運営する「常磐ハワイアンセンター」。「スパリゾートハワイアンズ」に名称変更したのちも、利用客数を右肩上がりで伸ばしており、キャパシティを上げるべく新しいホテルの建設着工に取りかかっていた。そんな最中、2011年の東日本大震災が発生したのである。
被災したスパリゾートハワイアンズは営業を再建できる目途さえ立たない状況であった。
DBJは東北エリア全体の一刻も早い復旧・復興を果たすべく、4月に東北復興支援室を設置し、全行をあげて復興に取り組む体制を整えた。スパリゾートハワイアンズの復旧はまさに「復興の象徴」、「希望の光」として、なんとしてでもやり遂げる必要があった。
全ては、スパリゾートハワイアンズの被害状況の把握から始まった。原発事故の影響もあり、復興シナリオを描くのは容易ではなかったが、8月には大筋の復興計画を描き上げるとともに復興ファンドを組成。11月には復興ファンドを通じて総額100億の資金供給がなされた。とりわけ決議権のない優先株出資という形で、長期安定的な資金提供をしたDBJの支援意義は大きいものがあった。
DBJの危機対応及び地域活性化支援は、地域経済の持続的発展を支える重要な取り組みであり、今後もその役割を担っていく。

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