VG投資プログラム(企業価値向上へのDBJの貢献)
中長期的な戦略の策定から実行、その土台作りまで、DBJの人材・ネットワークを活用し、総合的に支援します。


VG投資プログラムの典型的な投資ストラクチャー
日本企業のニーズに応じた柔軟な投資ストラクチャーの組成が可能であり、代表的な形態は、マジョリティ投資、事業パートナーとの共同投資、上場維持型マイノリティ投資。


注: 各ストラクチャーとも最低投資金額は50億円程度が目安
VG投資プログラムの主な実績
マジョリティ投資 / 共同経営投資

医薬品製造受託事業(CDMO事業)
投資時期2018年7月/投資額85億円
- シミックHDのCDMO事業の中核子会社 シミックCMOの増資を引受し、シミックHDとの共同経営でのCDMO事業拡大を企図。DBJは49.6%を保有
- シミックCMOに対する成長資金提供に加え、成長戦略の策定、取締役派遣を通じた適切なガバナンス設計・運用、国内外のM&A・アライアンス等の非連続的な成長を支援

アナログ半導体開発製造・販売
投資時期2016年1月
- セイコーHD100%子会社であるセイコーインスツルからのカーブアウトにより新会社を設立
- 製造能力・開発機能の強化を図りながら、業界再編を成長戦略の中核として推進。グローバル・プレゼンスを有する事業体となることを目指す

自動車向けゴム製品(車体シール等)製造
投資時期2016年10月/投資額270億円
- 当社は事業環境変化を受け、グローバルな生産・営業体制や経営管理基盤の構築等の施策を機動的に実行するために非上場化を企図
- DBJはTOBにより100%の株式を取得し、当社の経営を全般にわたりサポート

エレクトロニクス向け部材製造・販売
投資時期2012年9月/投資額189億円
- ソニーからユニゾンCと共同買収(DBJ60%)
- 財務やM&A戦略の責任者、社外取締役5名を紹介するほか、コーポレート部門強化や新たな成長戦略の柱となるアライアンス戦略をサポート
- 2015年7月、東証一部上場、2017年9月、全持分を売却
注: 投資額は、DBJによる株式・債権投資額をいう
事業パートナーとの共同投資

英国最大手駐車場事業者をパーク24と共同買収
投資時期2017年8月/投資額225億円
- パーク24は2017年1月のSecure Parkingグループの買収に続き、2件目の海外M&A
- パーク24の財務負担を軽減するとともに、人材派遣を通じた適切なガバナンス設計・運用に貢献

ミニチュアベアリング、液晶用バックライト製造
投資時期2012年2月/投資額77億円
- ミネベア(現・ミネベアミツミ)の転換社債を引受し、成長戦略の要とするM&Aを共同投資等により支援。2015年2月独計測機器メーカー、2017年9月米精密機械加工メーカーを共同買収
- 2016年6月、ミツミ電機との経営統合による希薄化対策の一環としてミネベアに転換社債を譲渡
上場維持型マイノリティ投資

レディスアパレル(旧東京スタイル/サンエー)
投資時期2015年8月/投資額73億円
- 当社株式の取得により、筆頭株主(7%強)として成長戦略及び収益改善を支援
- 海外展開・M&Aに実績のある企画系プロ人材を紹介。主にASEAN地域でのM&A案件も紹介

医療用眼科薬等製造
投資時期2011年2月/投資額100億円
- 自己株式の引受に加えて既存株主による売却ニーズに対応して、当社株式を譲受
- 買収した海外企業のPMIの為、プロ人材を紹介。ASEAN展開等のM&A戦略についても協議
- 2018年7月に保有株式を売却

都市型商業施設の開発・運営
投資時期2010年8月/投資額150億円
- 当社の発行する転換社債を引受
- 当社が新成長戦略分野とした海外事業・不動産事業強化に必要であった外部人材を3名紹介
- 2012年8月、J.フロントリテイリングによるTOBに応募し、持分を譲渡
注: 投資額は、DBJによる株式・債権投資額をいう