あおぞら銀行グループとベンチャーデットファンドを設立
-「特定投資業務」を活用しスタートアップエコシステムの発展に貢献-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、株式会社あおぞら銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼最高経営責任者:大見秀人、以下「あおぞら銀行」という。)及びあおぞら企業投資株式会社(本社:東京都千代田区、代表者取締役社長:久保彰史、以下「あおぞら企業投資」という。)(注1)と共同で、新たにベンチャーデット(注2)ファンド(以下「本ファンド」という。)を設立いたしました。

 DBJは多数の国内スタートアップに対し、出資による支援を行ってまいりました。また、あおぞら企業投資は2019年に国内初となるベンチャーデットファンドの運営を開始し、ベンチャーデットのパイオニアとしてスタートアップの成長を支援し続けております。

 本ファンドでは、DBJ及びあおぞら企業投資が有するスタートアップ支援の知見を活用し、主にミドル・レイターステージのスタートアップに対するベンチャーデットの供給を行います。スタートアップ業界において資金供給が不足している領域で大型の投融資を行うことで、国内のスタートアップエコシステムの発展に貢献してまいります。

 DBJは、スタートアップエコシステムの一層の発展により我が国の社会経済の活力向上に繋がるものとして、本件に「特定投資業務(注3)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注4)」を活用することといたしました。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

 ファンド名称 HYBRID ANNEX1号投資事業有限責任組合
 ファンド総額 50億円 ※進捗に応じて100億円に増額も検討
 無限責任組合員   DBJ地域投資株式会社(注5)
あおぞら企業投資株式会社
 有限責任組合員   株式会社日本政策投資銀行
株式会社あおぞら銀行

 (注1)あおぞら銀行の100%子会社です。
 
 (注2)スタートアップに対して提供される、転換社債や新株予約権付社債等、エクイティとデット両方の性格を持った金融商品の総称です。
 
 (注3)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
 
 (注4)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した重点投資分野です。

 (注5)DBJの100%子会社です。


【お問い合わせ先】
企業投資第2部 電話番号 03-3244-1140

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