芙蓉総合リース(株)に対し、シンジケーション方式DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンを実施

 芙蓉総合リース株式会社(本社:東京都千代田区、以下「芙蓉リース」という。)は、1969 年の設立以来、リース事業を通じて顧客の多様な経営課題に対応しソリューションを提供してきた総合リース会社です。不動産リースや再生可能エネルギーの発電事業に加え、顧客の働き方改革に対応する BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスなど、従来のリース事業で培ったノウハウやネットワークを活かしながら、リースの枠組を超える事業やサービスの提供により、顧客や社会が抱える様々な課題に対して、課題解決に取り組んでいます。

 芙蓉リースは、「2030年に目指す姿」からバックキャストした重要課題(マテリアリティ)として、「循環型社会実現への貢献」を掲げるとともに、中期経営計画「Fuyo Shared Value 2026」においても、サーキュラーエコノミー分野を成長ドライバーとして、経営資源を集中的に投下するトランスフォーメーションゾーンに位置付けています。
 本件では、当該マテリアリティに対応するKPIとして、「廃プラスチック(返却物件由来)のマテリアル/ケミカルリサイクル率」を選定し、SPTとして「2025年度のKPI80.0%以上とすること」を設定しました。 芙蓉リースは、サーキュラーエコノミー事業において、SPTの達成を通じた、中期経営計画で掲げる「社会課題の解決と経済価値の同時実現」を目指しています。

 DBJは、芙蓉リースに対するDBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンの実行において、マンデーテッド・リード・アレンジャー兼サステナビリティ・コーディネーターとして、DBJ、株式会社肥後銀行、株式会社大垣共立銀行、株式会社荘内銀行、株式会社四国銀行、スルガ銀行株式会社、株式会社第四北越銀行、及び株式会社千葉興業銀行(金額順・五十音順)を貸付人とするシンジケート・ローンを組成しました。

2023年3月31日リリース 芙蓉総合リース(株)に対し、シンジケーション方式DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンを組成