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その他の刊行物

不動産の経済的価値に関する計量経済分析―住宅の資産価値向上のための価格変動メカニズムの解明―

表紙イメージ

上野賢一[著]
2023/8 住宅新報出版/ 2,750円(2,500円+税)
ISBN 978-4-910499-72-7

※ 本書は、公益社団法人日本不動産学会の田中学術奨励基金研究助成を受けたものである。

住宅は、豊かな社会生活を送るための基本的な財です。しかし現実には、首都圏の新築マンションの価格は、バブル経済と言われた時期の価格まで上昇している一方で、地方における地価は、2000年頃から長期間にわたって下落し続けています。そこで本書では、家計に無理のない負担での住宅取得、及び取得後の資産価値の維持・向上の2つを目指すべき方向とし、不動産の類型ごとに経済的価値の価格変動メカニズムを解き明かしました。

はじめに
第1章 序論
第2章 更地における住宅地の価格形成要因に関する時系列的変化
第3章 自用の建物及びその敷地の価格に対して少子高齢化が与える影響
第4章 区分所有建物及びその敷地における価格弾力性
第5章 貸家及びその敷地にみる空室発生リスクに関する分析
第6章 公共施設等の効率的整備に向けたVFMに関する分析
第7章 結論

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